どうも大道芸人のれもんです
僕はおそらく広島で唯一ファイヤージャグリングを行う大道芸人です
迫力もあり危険なパフォーマンスなだけに
盛り上がることこの上ないので、ぜひ一度ご覧いただきたいです
今回はファイヤーショーで使うファイヤートーチのメンテナンスの方法です
このやり方は僕個人の方法ですので
真似する場合はくれぐれも自己責任でよろしくお願いします
目次
ファイヤートーチとは
前提としてファイヤートーチとは何かですが
ファイヤージャグリングに使う”たいまつ”のことです
購入はジャグリングショップでできます
初めてやるときには必ず経験者に付き添ってもらいましょう
我流でやると大火傷します(経験あり)
お酒を飲みながらもやってはいけません(経験あり)
過去の怪我や失敗から学び
今もファイヤーショーをさせてもらっています
ファイヤートーチのメンテナンス
ということで、メンテナンス方法です
- ウィック(布)の巻き直し(メイン)
- デコレーション
- ススの落とし方(余談)
の3つに分けて紹介します
ウィックの巻き直しがメインで後は補足程度に紹介します
専門用語が多いので簡単に説明しますね
- ウィック…火をつける部分に巻く専用の布
- ボディ…トーチのデコレーション部分
今回はウィックとボディのメンテナンスをしていきます
ウィック(布)の巻き直し
これが今回の課題のウィック(布)の巻き直しです
ファイヤートーチのメンテナンスで一番面倒で大事な作業です
ファイヤートーチに火をつける時には
ウィックにオイルを染み込ませて火をつけます
使っていくとウィックが焼け、ボロボロになります
投げている最中に破片が飛ぶことがないように
定期的に新しく巻き直す必要があります
巻き直しの手順は以下の通り
- 新しいウィックを用意
- ネジを外す
- 古いウィックを外す
- 新しくウィックを巻きつける
- ネジで固定する
書くとシンプルだし、作業も地味です
①新しいウィックを用意
ウィックもジャグリングショップで専用のものを買っています
ロールから必要な長さを先に切っておきます
今回は65cmにしています
②ネジを外す
トーチのウィック部分は2本のネジで固定されているので
まずネジを外します
ネジがなくならないよう気をつけましょう
作業はススで汚れるので、屋外での作業をオススメします
手が汚れるので、気になる人は軍手などを着用してください
③古いウィックを外す
ネジを外したらウィックを剥がします
外すとネジ穴が現れます
今回はそこまで使っていなかったので
ウィックの中の方は黒くなっていませんでした
④新しいウィックを巻きつける
ここは丁寧に、しっかり巻きつけます
緩くなると見た目も汚いし
ウィックの消耗が激しくなります(体感)
この時気をつけることは
ネジ穴の位置に巻き終わりが来るようにすること
トーチの上を見ると
うっすら印があります
この向きにネジ穴があるので
巻き終わりがここにくるように折り返して
巻き終わりです
巻き終わりはしっかり握っておきます
⑤ネジで固定する
最後にネジで固定したら完了なのですが
お気づきでしょうか?
どこにネジ穴があるのかわかりません
上の印をたよりにして、あとは勘で打ち込みます(笑)
とくに下のネジは勘要素が強く
大体2~3回は打ち直し
誰か良い方法があれば教えてください(切実)
⑥完了
全部終わりました
本番で使うのは3~4本、予備も入れて7本です
巻き直したトーチは
練習して重さを確かめてから本番に挑みます
デコレーション
せっかくファイヤートーチのメンテナンスという記事なのでデコレーションも紹介
ジャグリングクラブもほぼ同じ方法でやっています
デコレーション用のテープやシールを使っていますが
100円ショップのものが意外と使い勝手がよく剥がれにくい印象です
シールを短冊状に切り、ボディの曲面に貼っていきます
ボディは円錐形をしているので
太いところで合わせ
細いところでは重なるように貼るとキレイに貼れます
デコレーション作業は終わるととても気持ちがいい
デコレーションがあるか無いかで雰囲気が全然違いますね
この記事を書くにあたって専用のものが売っていることも知りましたので
今度購入してみようと思います
ススの落とし方
芯棒のところなどのスス汚れは
それ用のタワシがあったと記憶していたのですが
手元になく代用品を探したところ
サンドペーパーである程度は落とせました
使えばすぐ汚れるので
あまり気にしてなかったですが
これなら比較的楽に落とせるので
たまにはキレイにしてあげるのもいいなと思いました
まとめ
今回はファイヤーショーで使うファイヤートーチのメンテナンスということで
その方法を記事にしてみました
営業マンが靴を磨くように
大道芸で使う道具をキレイにして大事に使う
道具のメンテナンスは
良いショーをするための第一歩なのかもしれません
皆さんも日頃使う道具などを
たまには手入れしてみてはいかがでしょうか
ファイヤーショーは危険が伴うパフォーマンスです!
行う際はくれぐれも安全に配慮し、自己責任で行ってください
ファイヤーショーを観覧になる際には、会場の安全確保の指示に従い、お子様だけで見ることがないようご協力をお願いします
ファイヤーショーの時はなるべく告知してますので出演情報をチェックお願いします!