四国ジャグリング練習会に参加

どうも大道芸人のれもん(@performer_lemon)です

ジャグリングをする大道芸人にとって

ジャグリングの技術はショーに欠かせない要素の一つ

僕は普段、1人で黙々と練習することが多いので

仲間と練習することができるのは本当に貴重で、ありがたいことです

今回は四国ジャグリング練習会に参加してきました

主催の松葉川健一さん

交流してくださったジャグラーの皆さん、ありがとうございました

(ジャグラー…ジャグリングをしている人)

練習会ってなに?

ジャグリング練習会というと、大きく分けて2つあります

1つは未経験者をターゲットにしたもので“体験会“とついていることが多く

もう1つは経験者(ジャグラー)が集まって練習する会

今回は後者でした

体験会と練習会

体験会…初心者、未経験者向けに開催。道具の貸し出しがあったりやり方を教えてもらえる

練習会…経験者が集まる会。お互いに教え合ったり交流を主体としている

主催の松葉川さんは初心者向けの教室にも積極的な方ですが

今回は四国ジャグラーの交流を目的にされていたのかなという印象です

四国ジャグリング練習会

概要

練習会は交流とワークショップ中心なイメージでしたが、今回はゲストステージありの開催でしたね

10〜16時でずっと練習している人もいれば、途中参加もOK

お昼ご飯でうどん食べに行ったり

各自のペースで楽しめる自由さはやはり練習会でした

未経験者の貸し出し道具も用意がありましたが、参加費3,000円は未経験者にはややハードル高めかなと思いつつ

一方で、後述するゲストステージの観覧だけでも支払う価値はありです

豪華ゲスト「吉川健斗」

今回の四国ジャグリング練習会はゲストステージがありました

ゲストの吉川健斗くん

大道芸の業界でも名を馳せていますが、日本のジャグリングの大会でも2位になるなどジャグラーとしてもトップランカー

話を聞くと毎日際限なく練習しているそうです

その技術は想像を超える練習あってこそのもの、当然ですけどスゴイです

そして可愛い系

出来すぎくんです

四国ジャグリングのコミュニティが良い

僕と四国ジャグラーの関係

広島では1人練習している僕なんですが

四国ジャグラーとは昔から縁があり、コロナ前は年1〜2回くらいは交流していました

僕を大道芸に引き込んだとっしゃんさんも香川

(とっしゃんさんとの出会いはプロフィールにも書いています)

パッシングのお相手コトリさんも四国勢

そのほかにもたくさんの顔馴染みの方がいるので、四国の練習会は行くのが楽しみになります

7クラブのパッシング

四国のコミュニティの良いところ

広島大学時代は社会人ジャグラーがあまりいなくてサークルだけの活動

コミュニティができにくい印象でした

学生は毎年入れ替わるので交流もまちまちなんですよね

その点で四国は社会人が主体となっていてそこに学生が参加している

社会人が下支えする四国のコミュニティはいつも安定していて居心地がよく

知っている人がいるというのが参加意欲につながります

同じ趣味を持つ者同士のコミュニティなので、ジャグリングを楽しみつつも、友達に会いに行っているような感覚に近いです

大人になって共通の趣味を持つ友達を作るのは意外と難しいですよね

四国のコミュニティの良いところだと思いました

海外勢(四国以外勢)の参加

四国開催のジャグリング練習会では、四国以外からの参加者を海外勢と呼んでいました

僕も広島からの参加なので海外勢の1人ですが

そのほか岡山や福岡、関西からの参加者もいて、普段交流のないメンバーも集まると四国のジャグラーにとっては良い刺激になるのかもしれません

実際に九州から参加のジャグラーkyoさん(なんでも上手いしディアボロはさらに上手い)

当日急遽でディアボロのハイトスワークショップを開催されていたり

僕は個別で3つのディアボロの回し方を指導していただきました

もうちょっとなハズ

また関西からのクロ助さんの企画MCが見事すぎて

エンデュランス(一つの技を長く続ける企画)やコンバット(クラブを投げながら戦う企画)が盛り上がりました

こういうのは慣れている人に任せてこそ雰囲気が出る気がします

juggler kyo(@jugglerkyo

クロ助(@cly08970

主催の思い

最後に、僕が感じた主催の思いを書いてこの記事を終えようと思います

主催紹介

主催の松葉川健一さんは、今は高知県にいるサーカスアーティストです

僕はいつからか知り合っていて2014年に福山で開催した舞台では同じ演目に出演

香川県にある善照寺で主催された「おつとめ」に演者オファーいただくなど

何かとご縁のあるお方

ホームページのプロフィールを転載します

四万十川のほとりに住むサーカスアーティスト、松葉川健一。
富山県に生まれ進学で高知大学へ。奇術部に入部しジャグリングと出会う。卒業後は一般企業に就職をしながらも四国を中心にパフォーマンス活動を続けていく。
結婚後、妻の地元である高知県四万十町へ移住。それを機にパフォーマーとして生きていく道を模索し始める。2017年、地域おこし協力隊として四万十町に根付きながらパフォーマーとして生きていくことを決意。
近年では、瀬戸内芸術祭や高知大道芸フェスティバルなど、県内外多数のイベントより出演オファーを受けている。


器械体操で培われた立ち姿と動作、ステージショーを通して養われた魅せ方を武器にオーソドックスなジャグリングからLEDや火を操る幻想的な演目まで幅広くこなし、見る者にアトラクションの様な感覚を提供する。
観光イベント等ではジャグリングとマジックを織り交ぜたショーを行い、子供向けの教室やジャグリングボール作りのワークショップなども行なっている。


また、舞台芸術やアートにも造詣が深くダンサーやミュージシャン、劇団など他ジャンルのアーティストとのコラボレーションを積極的に行なっており、文化芸術活動にも力を入れている。
ワクワクする様なジャグリングパフォーマンスから、コンテンポラリーなアートの舞台キャストまで幅広くこなすオールラウンドパフォーマー。

松葉川健一のホームページ

ゲストステージ前の挨拶

ゲストステージ前に主催からの挨拶がありました

きっちり台本で文字起こしをしているところが、らしいなと思いました

また言葉の端々には

ちょっと控えめで、でもパフォーマーとして笑いも欲しいというワードチョイス

本当に良い挨拶でした

その中で特に印象的で、共感を覚えた言葉がありましたので紹介します

ジャグリングやパフォーマンスにフィットする人っていうのは、たぶん人口割合で少ないとは思いますが、僕がジャグリングに救われたみたいに、ジャグリングをすることで、自信がついたり、自分を表現できるようになったり、普段と違うコミュニティに触れたり、救われる人がたくさんいると思うんですよね

本人Facebookに掲載された挨拶文より抜粋

まさにその通りで

数あるスポーツや趣味娯楽の中で

プレイヤーとしてジャグリングを選ぶ人はおそらく少数派

でも、僕や主催の松葉川健一さんのように

ジャグリングに救われる人がいることも事実

これからの未来に、同じく救われる人がいるのであれば

今度は僕たちはその人を救う立場にいなければならず

救える環境を保ち、育てていかなければならない

という使命があるのだと感じました

まとめ

四国ジャグリング練習会に参加してよかった

ジャグリングが楽しくて練習のモチベーションが上がりました

久しぶりにジャグラーとの交流、3ディアボロのレクチャー、健斗くんのショー

そして、松葉川健一さんの展望の一片を見たような気がします

また情報交換させてください

改めまして

運営さん、交流してくださったジャグラーさん、ありがとうございました

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